上:昭和54年12月 A5判 上製箱入 322頁 3,200円
下:昭和56年6月 A5判 上製箱入 301頁 索引28頁 3,500円
駒吉は明治8年1月高知県長岡郡大篠村に生れ、海南学校から海軍兵学校に進み、海軍に勤務。退官後は内務省港湾協会に勤め、歴史学研究に投じた。業績は 中・近世史の諸領域に及び、近世海事史関係、近世学統史関係、中世史研究に大別され、昭和初年時における土佐史界の活況を呈した。
矢野 城樓/著 昭和55年11月 A5判 上製箱入 286頁 3,800円
幕末から維新へ、土佐の国ではどのような人びとがどのような歴史を創りあげていったのか。藩庁史料などを通して、法史学の立場からこの大転換期を考証する。
吉村 淑甫/著 昭和59年2月 B6判 上製 397頁 2,500円
市原真影、荒尾覚造、野島梅屋、大井漁隠、井上静照、田島治佐衛門、関田駒吉、平尾道雄、横川末吉の人物伝。年代、分野にちがいがあっても、個々人の性格が土佐人の特徴を表わしている。
森岡 和子/著 昭和61年3月 B6判 236頁 1,700円
幼いこどもの教育は、言葉や理論のみでできるものでなく、こどもを見つめ保育を切り開いてきた人たちが身をもって実践したなかに示されている。その一こま、一こまが大きな流れに汲み込まれて実証。
平尾 道雄/著 平成30年7月 279頁 2,000円
土佐藩の特徴的な郷士制度についての研究書。郷士誕生の理由やその変化における社会背景などを語る。昭和39年刊行の同書をオーテピア開館にあわせて復刻。
川村 源七/著 昭和49年10月 B6判 並製 260頁 730円
土佐の日常食をこれほど情をこめて語った本も少ない。70年の人生と食がからみあって、ほんとうの味を教えてくれる。
矢野 城樓/著 昭和62年1月 新書変形判 上製 241頁 2,000円
秀雄は香我美郡岩村郷大庄屋の家に生れ、戊辰戦争に参加、国民派の両袖として高知県議会の議長を勤め高知育児会、高知商業会議所を設立し、土佐の近代史に多大の足跡を印した。
日本の生活綴方の育ての親、小砂丘忠義の功績を記念して設けられた児童作文集。
第49号 令和5年度作品 137頁 A5判 1,000円 最新号
第48号 令和4年度作品 135頁 A5判 1.000円
第47号 令和3年度作品 147頁 A5判 1.000円
第46号 令和2年度作品 142頁 A5判 1.000円
第45号 令和元年度作品 152頁 A5判 1.000円
第44号 平成30年度作品 197頁 A5判 1.000円
第43号 平成29年度作品 206頁 A5判 1.000円
第42号 平成28年度作品 208頁 A5判 1.000円
第41号 平成27年度作品 183頁 A5判 1.000円
第40号 平成26年度作品 186頁 A5判 1.000円
第39号 平成25年度作品 199頁 A5判 1.000円
第38号 平成24年度作品 189頁 A5判 1.000円
第37号 平成23年度作品 191頁 A5判 1.000円
第36号 平成22年度作品 197頁 A5判 1.000円
※名称を「小砂丘賞」から「こども小砂丘賞」に変更
第31号 平成17年度作品 296頁 B6判 1.000円
第30号 平成16年度作品 318頁 B6判 1.000円
第29号 平成15年度作品 319頁 B6判 1.000円
第28号 平成14年度作品 295頁 B6判 1.000円
第27号 平成13年度作品 321頁 B6判 1.000円
第26号 平成12年度作品 348頁 B6判 1.000円
第25号 平成11年度作品 351頁 B6判 1.000円
第24号 平成10年度作品 343頁 B6判 1.000円
第23号 平成9年度作品 377頁 B6判 1.000円
第22号 平成8年度作品 397頁 B6判 1.000円
第21号 平成7年度作品 364頁 B6判 1.000円
第20号 平成6年度作品 403頁 B6判 1.000円
第19号 平成5年度作品 400頁 B6判 1.000円
第18号 平成4年度作品 386頁 B6判 1.000円
第18号 平成3年度作品 432頁 B6判 1.000円
第16号 平成2年度作品 384頁 B6判 1.000円
第15号 平成元年度作品 365頁 B6判 950円
第14号 昭和63年度作品 387頁 B6判 950円
第13号 昭和62年度作品 392頁 B6判 950円
第12号 昭和61年度作品 380頁 B6判 950円
第11号 昭和60年度作品 363頁 B6判 950円
第10号 昭和59年度作品 355頁 B6判 900円
第 9号 昭和58年度作品 335頁 B6判 900円
第 8号 昭和57年度作品 316頁 B6判 900円
第 5号 昭和54年度作品 316頁 B6判 850円
第 4号 昭和53年度作品 261頁 B6判 750円
楠瀬 大枝/著
近世後期の土佐の文人 楠瀬大枝が残した日記
五(19巻~22巻) 昭和50年9月 B5判 袋綴 91頁 600円
六(23巻~26巻) 昭和50年9月 B5判 袋綴 132頁 850円
七(30巻~33巻) 昭和50年9月 B5判 袋綴 141頁 900円
八(34巻~37巻) 昭和51年10月 B5判 袋綴 107頁 700円
九(38巻~41巻) 昭和51年10月 B5判 袋綴 161頁 1,000円
十(42巻~45巻) 昭和52年3月 B5判 袋綴 111頁 700円
十一(46巻~49巻) 昭和52年10月 B5判 袋綴 126頁 950円
十四(60巻) 昭和56年10月 B5判 袋綴 122頁 1,200円
十五(61巻) 昭和60年10月 B5判 袋綴 124頁 1,300円
十六(62巻) 昭和62年3月 B5判 袋綴 96頁 1,300円
十七(63巻) 平成3年3月 B5判 袋綴 51頁 1,300円
天保庄屋同盟の指導者であった庄屋で歌人の細木庵常に関係する、寛延元年から嘉永元年までの文書を翻刻したもの(全3冊)
(上) 内田 八朗/著 昭和57年10月 B5判 袋綴 100頁 1,200円
(中) 内田 八朗/著 昭和58年10月 B5判 袋綴 118頁 1,300円
(下) 内田 八朗/著 昭和59年10月 B5判 袋綴 129頁 1,300円
高知県人名事典編集委員会 昭和46年12月 A5判 上製箱入 480貢 3,000円
全国に先がけて生まれた地方別本格人名事典。古代から現代に至る高知県に関係する各層にわたる人物を選び、綿密な調査のもとに編まれた一巻。各官庁・学校、並に歴史・文学関係、家庭にも最適。高知県出版文化賞受賞。
生田 靖/著 昭和47年10月 A5判 上製箱入 237頁 1,500円
明治30年代に始まる土佐の促成園芸野菜の形態と歴史をのべるとともに、戦後、昭和31年から46年にかけての流通機構の発展期を対象として、出荷王国土佐を築くにいたった経過と今後の諸問題を究明する。
平尾 道雄/著 昭和50年10月 A5判 上製箱入 127頁 1,000円
戦災都市高知市の出発に際して、その都市計画を強力に押しすすめた意志力と才能は一役人の力をはるかに越えたものであった。現代都市高知市の発展の歴史と共にあった人の半生記。
平尾 道雄/著 昭和51年8月 B6判 並製 322頁 1,500円
歴史家の道は短くてまた遠い。青春時代からおよそ晩年にわたって遭遇した近代激動期の苦渋と研鑽の姿がここにある。平尾道雄自歴物語。
寺石 正路/著 昭和53年3月 A5判 220頁 並製 1,850円
郷土史家として全国に知られた著者が、晩年の昭和19年に脱稿し、筐底に秘めたままになっていた土佐の近世~近代にわたる博物学者たちの伝記。著者の著述中でも、もっともユニークな一冊。
池田 真澄/著 昭和54年10月 B6判 上製 写真156点 213頁 1,300円
郷土史家として全国に知られた著者が、晩年の昭和19年に脱稿し、筐底に秘めたままになっていた土佐の近世~近代にわたる博物学者たちの伝記。著者の著述中でも、もっともユニークな一冊。
清水 孝之/著 昭和62年3月 A5判 上製箱入 377頁 3,800円
王朝日記文学の第一頁を飾る「土佐日記」。その遺跡と景観、土佐の気象、近世間における土佐阿波の航海状況、土佐学人による歴史地理研究の探求など。土佐の風土と人にそって、「土佐日記」を考証する。
矢野 城樓/著 平成元年3月 A5判 並製 180頁 1,900円
「長宗我部地検帳」368冊は綿密に測量されて、当時の土佐の姿を記録している。地検帳に点在する政所を小字図、現地調査などによって考証。
吉村 淑甫/著 平成元年3月 B6判 上製 288頁 3,000円
昭和の大戦争が終ってみると、土佐のいわゆる神ごとの風俗が何時の間にか消えてしまっていた。その消えた事柄の違っていた部分を訪ねて歩いた書。
高橋 正/著 平成3年3月 B6判 上製 309頁 3,300円
大町桂月へ敬愛の情を注ぎつつ、その膨大な資料を読み込み、人間像、文学像をみごとに築きあげている。桂月の研究には勿論のこと、近代日本文学にも裨益すること大である。高知県出版文化賞、平尾学術奨励賞受賞。
小関 清明/著 平成4年3月 A5判 上製箱入 417頁 4,500円
鹿持雅澄は土佐藩の下士に生まれ、万葉集を中心とする古典の研究に生涯を捧げた。著者は積年にわたった雅澄の生涯、学問に関する論稿を、大半に新稿を加えて、本書を編成した。雅澄研究の必読書。高知出版学術賞受賞。
甲藤 勇/著 平成5年1月 A5判 上製箱入 350頁 4,500円
土佐藩政期の画系にそって、狩野派26名、南画17名、諸派4名、画僧13名を選び出して、その生涯、画全、業績をまとめあげた労作。高知県出版文化賞受賞。
間宮 國夫/著 平成6年2月 A5判 上製 429頁 4,500円
自由民権運動家、司法代言人、キリスト教入信、衆議院議員、同志社社長、アメリカ・ハートフォード新学校入学、テキサス稲作経営等の社会遍歴をたどった人物の生涯を解き明かした労作。高知出版学術賞受賞。
田辺 寿男 平成5年3月 B5判 上製箱入 196頁 3,000円
高知県の海岸部に住む人々にかかわる漂着神、海洋信仰、辺路修行、暮らしを語って、人情と機微を表現した133点の民俗写真。平尾学術奨励賞受賞。
山田 一郎/著 平成9年8月 B6判 上製箱入 351頁 2,400円
寺田寅彦という幽明の向こうにいる人物の影を追って、高知の城山や江ノ口川、熊本や東京の小石川・本郷・根津など、寅彦とその作品の世界を歩きながら、彼の人生と芸術を考えてみた作品。
武市 佐市郎/著
平成10年2月 A5判 上製 325頁 3,500円
明治45年から昭和14年にかけて『土佐圖書倶樂部』や『土佐史談』、『土陽新聞』で発表された土佐の歴史に関する文献をまとめて収録した。項目数は、大小あわせて114項目もあって、武市の土佐史に対する関心の広さが理解できる。
平成11年2月 A5判 上製 342頁 4,000円
武市が筆写本としてまとめたものや、『土佐圖書倶樂部』、『土佐史談』などで発表された土佐の歴史に関する文献をまとめて収録した。内九篇は土佐近世の 経済史の動きを研究したものであり、これらを通じて武市は高知県における経済史家として先駆けの研究をおこなった。
平成11年2月 A5判 上製 452頁 4,500円
武市が『土佐史壇』や『土佐史談』で「國史の郷土化研究」という表題で、発表したものを収録した。内容は神話時代から織豐時代までを35項目にわけて、まとまりのよい土佐史の概説書になっている。
平成8年3月 A5判 上製 342頁 4,200円
「御家中變義」をひもとくことにより、犯罪や刑罰の歴史を知るだけでなく、社会の風潮や士風がどう変化してきたか、藩主の個性や恣意が刑罰にどう反映し、また反映されなくなってきたかなど、多くの興味深い情報を得ることができる。
平成7年3月 A5判 上製 348頁 4,000円
風俗、方言、歌謡、俗信伝説、情話にかかわりあるもの48点を『風俗』の部とし、「土佐事物史」の大標題のもとに一括される87点を『事物』の部とし た。これらは当時の郷土研究の発表の場であった土佐史壇、土佐史談、土佐図書倶楽部、土陽新聞に掲載されたものである。
平成7年3月 A5判 上製 382頁 4,000円
武市佐市郎の数多くの論文、報告、金石志、史料集、雑報、紀行文等のなかから、特に考古学および金石学関係のものを選び編んだものである。これらは当時 としては実にすぐれた論考であり、今日でも関係各時代の考古学では参考文献として座右に置くべきものである。
平成9年3月 A5判 上製 382頁 4,200円
史跡篇は、『土佐の史蹟名勝』、それに、県内外の史跡を訪ね歩いて『土陽新聞』や『土佐史談』に発表した「史蹟巡禮」、「史蹟遊記」、「五臺山と濱口首 相」等をまとめたものである。文化財篇は、「土佐の國寶」、「國寶高知城」等をまとめたものである。
平成10年2月 A5判 上製 349頁 4,200円
この巻に収録されている書誌や名籍の類は、たとえていえば味も香りもない砂利の集積であって、その採拾と集積の作業は社会的評価とは無縁である。武市は このような作業に孜孜として励み、多大なエネルギーを傾注して悔いなかった。そこに武市の特質がある。
平成8年3月 A5判 上製 798頁 5,800円
武市佐市郎、中城直正、二人のすぐれた史家の目を通して成立した本巻は、今はない“土佐史料”の内容の一部を伝えるとともに、現在なお土佐の近世を通観 するに適した唯一の史料本であるといえよう。また今日の郷土史壇に対しても独自の貢献をするものと期待される。
平成8年3月 A5判 上製 249頁 3,500円
武市佐市郎が編集した「高知公園史」及び「明治戊辰戦役・泉州堺事件殉難列士七拾周年祭典記念」を収録した。「高知公園史」の「附録」は嘉歴二年から明 治二十六年までの560年余りの長期間にわたって収録されており、「高知城前史」等の小項目を設定している。
林 英夫/編 平成12年2月 A4判 上製 949頁 9,800円
土佐藩の戊辰戦争に関する資料42編を収載。資料は戦記14編、日記11編、書簡2編、名簿1編、記録7編、新聞・雑誌7編で構成。解説は収載資料42 編の書誌的事項を記した「『土佐戊辰戦争資料集成』の内容構成について」を含めて、6編を掲載。高知県出版文化賞、高知出版学術賞受賞。
久保田 文次/編 平成13年3月 A5判 上製 749頁 12,500円
『萱野長知研究』の姉妹書であり、萱野長知・孫文に関する史料を、「萱野長知の著述」、「萱野長知の書簡・電報・談話」、「萱野長知関連史料」、「萱野 長知旧蔵・宮崎世龍筆記保管の孫文関係史料 英文編」「萱野長知旧蔵・宮崎世龍筆記保管の孫文関係史料 中国・日本文編」と五つに分類して収載。
山田 一郎/著 平成13年10月 B6判 上製箱入 314頁 1,800円
「寺田寅彦の風土」、「寅彦紀聞」、「沿岸船物語」の三部構成を取っている。第一部は寅彦に直接関係のある文章。第二部は寅彦に間接に触れた文章。第三部は高知の風土にかかわるもの。寺田寅彦記念賞特別功労賞受賞。
高知市教育委員会・土佐藩戊辰戦争研究会/編 平成18年3月
目録編:A4判 417頁・索引編:A4判 100頁 14,000円
平成13年、高知市民図書館に寄託された、種崎の中城家史料の目録編。
宮地 美彦/著 平成20年2月 A5判 725頁 10,000円
平成14年に高知市民図書館に寄託された(現在は寄贈済)宮地美彦資料に含まれていた土佐方言集(発行昭和12年富山房刊)とその後編ともいえる謄写版を合冊・編集して、70年の時を経て発行したもの。第53回高知県出版文化賞特別賞受賞。
第一巻:平成元年3月 A4判 261頁 並製3,000円第二巻:平成6年3月 A4判 197頁 並製3,000円/上製3,800円
土佐藩家臣団を番方、役方、側方に大別し、さらに役割別に分類した役人名簿。藩制下の各役職に任免された年次に記されて、藩士の名称、在任期間、経歴、格式、幼名などを知ることができる。
吉村 淑甫/編 昭和63年3月 A4判 162頁 並製3,000円
藤並神社は一国の支配者の意思によって、その祖先霊を祀るために生まれた神社であり、近世末期の神社成立の公式的な一つの典型を示すものである。また、この記録によって当時の土佐の民俗芸能を殆ど知ることができる。
平尾史学の基幹となった約2,500点の資料が「平尾文庫」として高知市民図書館に寄贈されている。その生涯にわたって収集、編纂、集成した幕末維新期に関する資料のうちの日記篇と書翰篇。
日記篇一 平成2年10月 A5判変形 273頁 2,000円
日記篇二 平成3年3月 A5判変形 346頁 2,500円
書翰篇一 平成4年3月 A5判変形 290頁 2,700円
書翰篇二 平成5年12月 A5判変形 338頁 3,300円
書翰篇三 平成9年3月 A5判変形 412頁 2,900円
高知市教育委員会/編 平成20年4月 A4判 84頁 450円
昭和20年7月4日未明高知市は空襲を受け市街地は焦土と化した。市内で写真館を営んできた高橋太四男、訂二兄弟による空襲の記録写真集である。