オーテピアについて

オーテピアとは

高知県と高知市が共同で整備した新図書館等複合施設「オーテピア」は、全国で初めての高知県立図書館と高知市民図書館本館の合築による『オーテピア高知図書館』、『オーテピア高知声と点字の図書館』、『高知みらい科学館』の3つの施設からなる複合施設です。

複合施設として整備することにより、3つの施設がそれぞれの機能を十分に発揮しながら、相互に連携を図ることで、さまざまな人々との交流が深まり、高知県内の生涯学習や文化の発展に寄与していきます。

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愛称「オーテピア」について

2015年5月1日から6月10日まで公募し、応募のあった2,960作品の中から選考委員会での選考等を経て決定しました。

【コンセプト】
「オーテピア」の「オーテ」は、施設が高知市の中心部である追手筋の追手前小学校跡地に建てられることから、「ピア」は、この施設が多くの仲間が集い利用される場となるようにという願いから、英語で“仲間”を表す peer(ピア)にちなんでいます。

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ロゴマークについて

2016年7月1日から8月31日まで公募し、応募のあった540作品の中から選考委員会での選考等を経て決定しました。

【コンセプト】
●シンボルマーク
ソテツの木をモチーフとして、書籍を表した三本の線で、情報や知識が蓄積されていく様を表現すると共に、人々の教養や生活がより高みへと上昇する様をデザインしました。シンプルな造形の中に、知的・文化的施設としての落ち着いた佇まいと品格を表現しました。

●ロゴタイプ
緩やかな曲線の構成により、温かみと親しみを感じさせると共にオリジナリティと視認性を考慮してデザイン化しました。

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設計理念

4つの知がひとつの幹に寄り添う「大きな樹を育む」ような施設づくり

  1. 帯屋町や追手筋からの人を迎え入れ「にぎわいをつくる」

    ●四方からの来館者の動線を確保

    ●裏面のない、周辺のまちなみになじむ外観

  2. 県民・市民が自ら使いこなす「愛着のある施設」

    ●わかりやすいフロア構成

    ●すべての利用者がスムーズに使えるユニバーサルデザイン

  3. 災害時にも「安心・安全な場所をつくる」

    ●地震の揺れを軽減する免震構造

    ●緊急避難場所(津波避難ビル)としての機能の確保

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施設の概要

所在地 高知市追手筋二丁目1番1号
敷地面積 6,605.76㎡(多目的広場・遊歩道を含む)
建築面積 4,216.26㎡
延床面積 22,765.93㎡(機械式地下駐車場を除く)
オーテピア高知図書館:17,780.72㎡ オーテピア高知声と点字の図書館:917.94㎡ 高知みらい科学館:2,258.96㎡  駐車場・駐輪場:1,736.27㎡ 公衆トイレ:72.04㎡
高さ 38.51m(プラネタリウムドーム屋根を含む)
階数 5階(建築基準法上は地上9階、地下1階)
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造

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省エネルギーについて

  • 建物の外周部に設けるルーバーの角度等の調整により、日差しを遮りながら、館内の照度を確保しています。
  • LED照明等の活用により電力消費量を抑えています。
  • 屋上には70kWの太陽光発電装置を設置しています。
  • 空調設備は、ガスと電気を併用する方式によりエネルギー消費の効率化を図っています。

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地場産材の利用について

施設内の壁、天井、家具等には県産木材を、エントランスホール(1階)、オーテピア高知声と点字の図書館(1階)、ホール(4階)の壁、柱には土佐漆喰を使用するなど、地場産材を積極的に利用しています。

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