6個の彗星を発見!
これまでに6個の彗星を新発見し、28個の周期彗星を再発見している。中
でも、1965年に発見した「池谷・関彗星」は、その後大彗星となり、世界
的に有名になった。
【関 勉が発見した新彗星】
225個の小惑星を発見!
「高知みらい科学館」の星も
これまでに225個の小惑星を発見している。(うち2個は芸西天文台観測者
チーム(リーダー:関 勉)による)。そのうち、1998年に発見した小惑星
(12690)に、高知みらい科学館のために「Kochimiraikagaku」と命名して
いただいた。
関 勉ゆかりの人々
五藤 斉三(1891-1982)
天体望遠鏡・プラネタリウムメーカー「五藤光学研究所」の創業者
五藤 斉三(高知出身)は、関勉の活躍に感銘し、1980年、60㎝反
射望遠鏡を県に寄贈し、それにより県立芸西天文学習館ができるこ
とになった。関は1981年2月9日、この望遠鏡で初めて発見した2つ
の小惑星に「高知」「五藤」と命名している。
山崎 正光(1886-1959)
1928年、日本で初めて彗星を発見した山崎 正光。この彗星は、軌
道計算をした人の名を冠して、クロムメリン彗星と呼ばれている。
関は25歳の時、山崎を訪ねて発見当時の話を詳しく聞かせてもらっ
たという。のちに関は1992年に発見した小惑星に「山崎」と命名
した。