令和7年度 第2回 高知声と点字の図書館運営協議会                日時:令和8年3月5日(木曜日)                   午後3時から午後5時まで 場所:オーテピア4F研修室 出席者 【会長】 高知県社会福祉協議会 常務理事 井上 達男 【委員】 高知県身体障害者連合会 視覚障害生活訓練指導員 金平 景介 高知県視覚障害者協会 会長 中島 正美 高知県立盲学校 校長 中野 直喜 高知県視力障害者の生活と権利を守る会 副会長 藤原 義朗 NPO高知県肢体障害者協会 会長 松本 誠司 高知市教育委員会教育研究所 特別支援教育担当副参事 八木 千晶 点訳ボランティア団体 高知ブライユの会 代表 山本 悦子 【事務局】  高知市健康福祉部 福祉事務所長  明坂 啓司 声と点字の図書館 館長 泉 奈江   副館長 都築 靖子   主幹 西岡 和美   副主幹 坂本 康久 【事務局関係機関】 高知市教育委員会 高知市立市民図書館長 小新 貴士 高知県教育委員会 高知県立図書館長 杉本 幸三 高知県子ども・福祉政策部 障害福祉課 課長 山﨑 千夏 1 挨拶 (声と点字の図書館長) 2 委員紹介 3 議事 【議題1 令和7年度の取組み(成果報告)について】 会長: 3月ということで、年度末でいろいろ皆さんご多用の中、ご出席いただきましてお疲れ様でございます。  それでは早速ではございますが、議事の方に入らせていただきたいと思います。今回は、事務局から議題1といたしまして、令和7年度の取組み・成果報告、それから議題2といたしまして、令和8年度実施計画についてということで、二つの議題が提案されております。それではまず、議題1の令和7年度の取組み・成果報告について事務局から説明をお願いいたします。 (事務局説明) 会長: 先ほどの事務局の説明に対しまして、質問、ご意見等ございませんでしょうか。 委員: まず、盲導犬トイレに関してお伺いいたします。1階にある盲導犬トイレに関して、アイメイト協会の盲導犬利用者は、狭くてにおいがきついけど中でやっていると。あれほどにおいがきついと犬が入らないこともあると。関西盲導犬協会の人も、あの中は使えないよと言うんですね。狭さに関しては、最初から少し狭いなとは思って心配してはいたんですが、トイレの利用についてはひょっとしてほかの人が使ったりということはあるんでしょうか。 会長: それは、オーテピアの犬のトイレということでしょうか? 委員: 一応私も、来年から盲導犬ユーザーになる予定ですから。 会長: なるほど。事務局、どうぞ。 事務局: オーテピアになって日本で初めて図書館に補助犬トイレを作ったのですが、やはり先ほど委員さんの言われたようにちょっと狭いとか、最近はにおいがということも聞いておりまして、正直改善策がないのですが、できるだけ清潔にして使っていただけるようにしたいと思っていますので、またユーザーさんが来られたときにもう少し具体的にお聞きして、対応できるところはやってみたいと思いますが、どうしても物理的に狭いという、囲われたところでなかなかトイレがしにくいというようなことはご意見として頂いております。そういうことで、いろいろ改善策をこれからご相談しながらやっていけたらと思っています。 委員: ありがとうございます。便の捨て場があるというのは非常に助かっていますので、外の方がワンツーしやすくなる環境とか、そうした配慮をお願いします。ありがとうございます。 会長: ありがとうございます。ほかにございませんか? 委員: 大橋通電停からオーテピアに来る際、商店街の中を通ってくると点字ブロックが敷かれていないのでどうしても分かりにくくなってしまいます。オーテピアから帰る際には曲がり角で足触りが変わりますのでいいのですが、来るときに迷いがちになってしまいます。これは高知市の問題ですので団体からも要望を出してはいるのですが、オーテピアからも意見を挙げてはいただけないでしょうか。一応要望として言っておきます。 会長: 現状、オーテピアと市の行政さんとの意見交換などはあるんでしょうか。 事務局: 年に一回、障害者団体の方との陳情会という機会はありますので、守る会さんの方からはいろいろな要望をそれぞれの市の担当課が承っております。できることを一つずつやっていくというのはどこの課も同じだと思いますが、アーケードを利用者さんが安全に通っていけるようにセンターに点字ブロックをというお気持ちはお聞きしましたけれども、市の道路整備課の方が担当となっておりますので、声と点字図書館の方からもこういった意見があったことはお伝えさせていただきたいと思います。 会長: ありがとうございました。 委員: 新規の利用登録者数に関して、各市町村別に見ても、各地域から新規の登録者があってよしよしというところなんですが、ただ、貸出数が減っていますよね。これは、利用者の本を読む率が下がってるんだろうなと思うんですよね。せっかく利用登録したのに、貸出に繋がっていないところがあるんじゃないかなと思ったりしています。本を読む時期というのが何回かに一度、何か月かに一度ある人もいると思うので、そういう、以前に利用登録していたけど、もう一回読んでみようかなという人たちへのアプローチというのが、もしかしたらこの数字から見ると必要じゃないかなと思いました。  何年か前にも質問したんですが、もし今分かっていたら教えてほしいんですが、サピエの個人会員の点字データのダウンロード回数が、今年度が180回、昨年度が963回、その前が3300回と、この減り方はすごいよねというような話をしていた記憶があるんですが、ほかのデイジーなどについては減少傾向にはあるけどまあまあこんなものなのかなというところはあるんですが、点字がどうしてこうも減ってしまったのか、何か理由が分かっていれば是非教えてほしいと思います。 会長: ありがとうございました。ご指摘に対して、事務局からのお答えをお伺いします。 事務局: 貴重なご意見をありがとうございます。  この減り方は私どもも気になっていまして、中四国の館長会に館長が参加した際に、他県で同様の傾向があるのかどうかを質問したのですが、他県ではこうした現象はなかったとのことで、声と点字の図書館特有の傾向かと思われます。 理由としては、今まで利用していた方がダウンロードを利用しなくなったというのは大いに考えられるかと思います。今まで点字に親しんでいた方が点字を離れてしまったというのが、結果この数値に表れているのかなというところです。 会長: ありがとうございました。委員、このことについて何かございますか? 委員: 特にはないんですが、自分も利用者として音声で聞いていますので、点字データと音声データが両方あった場合、音声デイジーの方が読み具合がいいので聞いていますね。資料性のあるものは点字を使いますが、どちらかというと自分たちも両方あったら音声を利用する傾向にあります。 会長: ありがとうございました。委員、お願いします。 委員: 登録者数と利用者数が必ずしも一致しないのは、私を事例としてお話しますが、最近あまりサピエを利用していないなという感覚があるんですね。それは何が原因かというと、読書を離れたわけではなくて、今は音声で聞ける読書の手段がものすごく多様になって、NetflixとかYouTubeとか、こだわらなければいろんな読書が楽しめる時代になってきているんですね。そういったところも多少要因の一つではないのかなというところもあります。だからこそ、私たちの取組みとして優先順位的に何が一番大事なのかということを原点に戻って考える必要があるかと思います。  そこで、1月25日に声と点字の図書館で視覚障害者ふれあい交流会を行い、いろんな朗読ボランティアの方にも参加してもらって生の朗読なども聞かせてもらい、またAlexaを利用してサピエに入って朗読なども聞いてもらいました。そういったところで、以前オーテピアで5周年記念で川柳の公募があったと思うんですが、それと同じように読書コンクールのようなものも年に一回ぐらい、もしくは二年に一回ぐらい、何かの記念の年度にそういったコンクールを今登録している人を対象にして行うのも一興かなと思ってるんですね。 それと以前にも言ったように、高知県の朗読ボランティアの方々にも参加してもらって、登録されている人を会議室に呼んで生の朗読なども聞いてもらって読書に親しんでもらい、それを通じて参加された人とのコミュニケーションとかそういったものを図りつつ、横の繋がりを大事にしていくことによって登録者数を毎年毎年キープできる、もしくは少しずつ上がっていく可能性があるのではないのかなと私は思っています。以上です。 会長: ありがとうございます。 委員: 毎回この運営協議会ではこのようにきちんとした資料を作っていただいて、お忙しい中本当にありがとうございます。 そこで指標なんですが、読書環境、情報環境というのはびっくりするぐらい変わってきていますよね。Netflixというお話も出ましたし、電話が有線から無線に変わったとか。そうした情報入手環境が変わってきていることで言うと、プライベートの点訳・音訳・テキスト化も含めて、10年前よりはずいぶん増えてきていると思うんです。ですので、そういうことも一定表していただきたいなと思っています。もし現時点でプライベートサービスの情報がありましたら、点訳・音訳・テキスト化などの数字をお願いします。 会長: ありがとうございます。そうしたプライベートサービスの情報はございますか? 事務局: プライベートサービスについて、件数を今回はお示しすることができません。申し訳ありません。  重要な指標になるというご意見ですので、どういった形で数字が拾えるか分かりませんが、どのような変遷があるのかということも私たちの業務についても振り返ることができると思いますので、今後プライベートサービスについても拾えるかどうか検討してみて、数字をお示しすることができましたらまたお伝えしたいと思います。 委員: ありがとうございます。特にプライベートのテキスト化というのは参考になると思いますので、今後指標として出ましたらお願いします。 会長: ご意見を参考に、今後生かしていただきたいと思います。ほかにございませんか?  ないようでしたら、次の議題2の令和8年度の実施計画案について事務局から説明をお願いしたいと思います。 【議題2 令和8年度実施計画について】 (事務局説明) 会長: ありがとうございました。それでは先ほどの事務局の説明に対しまして、ご意見、ご質問等はございませんでしょうか。 委員、お願いします。 委員: 県立図書館長さんへの質問です。  声と点字の図書館広報誌の『すばる』は届いていると思うんですね。テキストデータでも読ませていただいています。  できればオーテピアに行って勉強したい、オーテピアで楽しみたいという、そういうことでみんなもっと来て、相談や貸出に利用しに来ていただきたいと思っています。『すばる』では点字図書館のことは分かりますが、オーテピア全体の魅力ある行事について、どういうふうにして情報提供されるのかをお聞きしたいと思います。ホームページで、『コトノハ』でしたか、あれは4か月に1回でしたでしょうか、もう少し細かくならないかなということも含めてお願いします。 会長: 県立図書館長、お願いします。 県立図書館長:  オーテピア高知図書館の方は、広報誌『コトノハ』を3か月に1回発行しています。ホームページの方には、PDFデータとともにテキストデータも上げておりますので、読み上げソフトでテキストデータをお聞きいただける形にはしております。  オーテピア全体のというお話もございましたけれども、確かに声と点字の図書館、高知図書館、高知みらい科学館と施設があって、ウェブサイトの方ではトップページと言いますか、オーテピア全体としての行事も載せております。オーテピア全体での行事予定という形ではやらせていただいていますけれども、なかなかその広報誌といった分では、別途そういったペーパーを作るというのは現状では難しいということでご理解いただきたいと思います。  ただ、広報連携会議といった形で、3つの施設の広報担当が集まって定期的に会議をしていますので、その中でウェブサイト等についてもう少し見やすくということは検討していけると思いますので、今回ご意見を頂いたということで、そこは少し検討させていただきたいと思います。 委員: オーテピアの3つの館で出されている情報が、本当に聞こえやすくなっているのか。それがまだ一部しかなっていないような気がするんです。  今言われた『コトノハ』にしても、頭からしばらく聞いていて、5分か10分ぐらいして映画会があったのか、音楽会もあるのかという感じですので、たとえばもう少しテキストを短くして毎月通信のような形にしたら、2階でこんな企画展をやっているのかなど、細かく分かりやすくなると思います。やはり3か月に1回ですと、なかなか探しにくい。科学館でもいろいろな講座をやっていますので、そういうのも端的に分かるようなそういう仕組みが欲しいです。それができたら、もうちょっとオーテピアに行こうかなと思えるのではないかと思います。オーテピア全体で行きたくなるような施設づくりを、それにはやはり情報が欲しい。毎月のテキストデータという形で、オーテピア利用者として欲しいなと思います。以上です。 会長: ありがとうございました。やはり、情報発信というのはいろいろと工夫をしながら、せっかくの取組みですから、広く県民の方々、障害のある人にもない人にも届くようご検討いただければと思います。  ほかに、ございませんでしょうか? 委員: 一般にも高齢化は進んでいますが、視覚障害者全体でも高齢化は進んでいます。 それで、特に郡部の人に会って、対面音訳というのがあるから利用しようよと言っても、高知市まで行けないよと皆さんおっしゃられるんですよね。ですので、パソコンやスマホが苦手でも利用できるガラホの携帯でかけ放題ができたら対面ができるよと、そういうのを是非広げていただきたいなと思います。先ほどのお話の中にも、四万十市などあちこちでいろんな形で点字図書館の魅力を発信する機会があったとのことなので、そういうところには地方からの相談でも読みたいものがあるんだったら携帯電話対面があるよということなども、しっかりと地方の図書館の職員さんに、それだけじゃなく地方の障害福祉を預かる人、ケアマネージャーさんも含めて、相談があったときには応えられるように意識の中に入れていきたい、相談対応できるようにしていただきたいと思います。 地方の人と話すと、やっぱり情報がない、何の郵便物が来たか分からない、スーパーのチラシも分からない、だけどそれを言っていっていいのかどうかも分からない。そういう感じですので是非中央の自治体が、図書館からこういうやり方もあるよということを言っていけるように各図書館の人も力をつけていっていただきたいです。以上です。 会長: ほかにございませんか? 委員: 三者交流会ですが、コロナの時代、何年間か休んでやっと始まり、今ルミエールフェスタの時間を借りて行われていると思います。 こちらとしても感謝を述べるいい機会ですし、たぶん点訳や音訳でボランティアをしておられる方も利用者に会える機会になっているのではないかなと思います。やっぱり利用者の中には三者交流会の回数を増やしてほしい、それからルミエールフェスタもいいけど、ルミエールフェスタでいろんな機器を見る機会もほしいので、ちょっとルミエールフェスタの時間を借りてやるのも、一緒にできていいけど、時間としては三者交流会の時間が制限されちゃうかなと思います。 そこから利用しやすいオーテピアづくりという話に繋がるわけですが、たとえば音楽会があるとか、バリアフリー映画会があるとか、そういうのと引っ付けてもいいと思うんです。そういうオーテピアの行事とともにこういう三者交流会の機会と場所を増やしていってほしいと思います。 利用者の皆さんに私自身も一所懸命三者交流会に来てよと言うけど、なかなか皆さん足が重いんですが、またお誘いの方も含めて三者交流会のお声がけと参加する場所をお願いします。以上です。 会長: 三者交流会に対する思いというのは、委員さんからもお話していただいたことがありますけれども、これをまた増やすとかということになりますと、予算措置なんかは必要になるんでしょうか。そんなことはないんですか? 事務局: 今回の三者交流会は、ルミエールフェスタと一緒にさせていただきました。ルミエールフェスタの方には事業費がかかっておりますが、三者交流会自体には予算は発生しておりませんので、回数を増やすこと自体は可能かなと思います。  今回、初めて私も三者交流会に出席させていただきまして、利用者さんとボランティアの方々が穏やかに朗らかに会話されている姿を見て、ちょっと時間が短かったなという感想を抱きましたので、もっとゆったりとした時間の中で交流していただけたらいいのになというのには同感です。回数を増やすということも検討いたしますけれども、たびたび外出することが難しい場合もあると思いますので、ルミエールフェスタと同日に開催する方法を今まで取らせてもらっています。そういったご希望があるということで、皆さんの外出の機会を増やすということも含めて、三者交流会の回数を増やすかどうかについては、課として今後また考えていきたいと思います。ご意見ありがとうございました。 会長: 今回、令和8年度実施計画案ということで、ここに予定として落とし込んでくれているのは今現在確定しているものだけのようですので、また今後いろんな追加の情報とか、関係者の方々との協議や話し合いをされる中で出てくればそのときにも盛り込んでいただくような形、それとたとえば主催者が誰になるかにもよりますが、たとえば民間ベースの主体でやるのであれば、県社協にもそれほど大きな額ではないですが補助金など、活用していただけるものもあるかと思ったりもしますので、ご検討いただければと思います。  ほかにはございませんでしょうか?  委員、お願いします。 委員: 二点、教えてください。  一点目は目標値に関して、Ⅲについては目標値の根拠として今年度に作った数から来年度の目標値を出していますということでしたが、ⅠとⅡについての成果指標の目標値の根拠についてお伺いしたいと思います。  二点目ですが、取組みⅠの2の(2)教育関係機関との連携ということで、私が勤務している教育委員会でも取り組まなければいけないと思っています。 昨年度は、教育研究所の方に声と点字の図書館の方に来ていただいて、私たち委員会の方で学習させていただいて、その内容について今年の春の高知市立学校60校の特別支援教育コーディネーター連絡会で紹介をさせていただきました。ただ、すぐには利用に繋がってないんじゃないかと思います。  ここに周知と書かれていますけれども、何か具体的な案などありましたら是非協力させていただいて、利用の活性化につなげていきたいと思います。以上二点です。お願いします。 会長: そうですね。指標についての説明と、ご質問のお答えをお願いします。 事務局: 令和8年度のそれぞれの指標について、根拠を説明させていただきます。  令和8年度の新規登録者数を、令和7年度の90人という目標から60人という数字に下げさせてもらった理由といたしましては、現在のサービス計画でもって、令和4年度から8年度の5年間、この新規利用登録者数の数値を決めておりました。 目標値が令和4年度は60人、令和5年度は70人、令和6年度は80人、令和7年度は90人、なんと令和8年度には100人という目標値をこのサービス計画では考えておりました。しかしながら、数をお示ししておりますが、実績としてはそれぞれ令和4年度が45人、令和5年度が55人、令和6年度が67人、令和7年度は43人と、達成率として約75パーセントから50パーセントと、かなり低い数値でしか達成できておりません。なかなか実績とは乖離した数値になっておりますので、令和8年度は60人という、達成可能か、やや高い目標値にするということで、少し下方修正させていただいております。  相談件数の300件ですけれども、令和7年度の実績では3月末現在の見込みで192件で、令和8年度の数字は300件。これもサービス計画の中でこの相談件数についてはずっと300件としておりますので、令和7年度、減少傾向にはありますが、300件という数字はこのまま堅持してやっていこうと思っております。この令和7年度が192件という減少傾向の理由を分析しておりますのでここで申し上げますと、読書情報機器の件数が大幅に減っているのかなと思います。 これは、皆さんがスマホの操作に少しずつ慣れてきていただいたとか、録音図書再生機器等のトラブルが減ったのかなと思っておりますので、利用者の方にとってはよい傾向にあるととらえておりますので、順調に機器が使えていると思われます。相談件数については、300件そのままで進めていきたいと思っております。  以上です。 事務局: 教育関係機関との連携ですけれど、先ほど委員さんからお話しいただいたように、教育センターの方へマルチメディアデイジー図書の一人一台端末での活用についていろいろなアプリやソフトウェアといったものの説明に去年行かせていただきまして、全体の会の中でも周知いただいたということで、どうもありがとうございました。  実際にそういった環境はもうあるんですけれども、実際に子どもたちに提供するというところは残念ながらまだ高知県では一校もできてないというところもありまして、これはどうしても教育センターとの連携・協力やそういうことも必要ですし、教育現場の実情とかそういったものもあると思いますので、そこを再度お話をさせていただいて、いきなり全校にというのは難しいと思うので、たとえば教育研究所などでいつでもマルチメディアデイジーを見られるような場を作ることや、あるいはどこかの特別支援学校や特別支援学級の学校図書館等でモデル的に学校と協力してやってみるなど、実際に子どもたちに使ってみていただくということを、お話に行かせていただきたいと思っています。その中で実例ができてくると、ほかの学校さんにも広がっていくというところもあります。  それともう一つは、今盲学校さんの方に出前授業という形で実際に録音図書を聞いていただく、利用していただくという取組みを、この学期で二回させていただきましたけれども、これなども私たちにもすごい発見があって、最初にサピエ図書館とかウェブで読みたい本を探してみようというところから始めると、生徒の皆さんがサピエ図書館の検索や、ウェブサイトでいろいろ読みたい本を探してくれて、それをリクエストしてもらって、それをデイジープレーヤーに入れてお貸しするということでやらせてもらいました。実際に教育現場と一緒に提供していく取組みを考える中でいろいろと発見することがありますので、スモールスタートではないですけれど、そういう形でまた委員さんにもご相談させていただいて、何とかそういうものを作れたらと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。 会長: ありがとうございました。  今回の高知市さんの予算案が、この間公表されましたけれども、非常に教育関係に手厚いと思ったところで、個別の内容まで存じ上げませんけれども、非常に桑名市長さんが教育の方にかなり振り向けていただけているのかなという話がある中で、視覚の障害だけでなく、発達障害の方とか学習障害の子どもさんへの対応というのも教育現場では課題じゃないかなと思ったりもするので、そういう意味でも今教育に目が注がれているのを機に、高知市さんとして県内のモデル的にやっていただけるようなことがあればいいかなと思います。よろしくお願いいたします。  ほかに、ご意見、ご質問等ございませんか? 全体を通してでもかまいませんが、よろしいですか?  ないようでしたら、今回、本協議会で出されたいろいろな意見を今後の取組みに生かしていただければと思います。  事務局の方で、その他ご説明等ございませんか? (事務局より、令和8年度の運営協議会スケジュールを説明) 会長: 委員の皆さん、よろしいでしょうか?  前回の協議会でも言ったかもしれませんが、先ほど委員もおっしゃっておられたように、デジタル技術の発展などいろいろ状況も変化しているので、それに合った形で、今までの取組みを基調としながら、新しい時代の繁栄というところで考えていっていただく必要があろうかなと思います。具体的には今後ということになりますが、委員の皆様にもまたご助言等いただければと思っておりますのでよろしくお願いいたします。  さて、今回は事務局から何かご用意いただいているものがあると伺っておりますが。 (事務局より、スマートスピーカー(Alexa)を使ってサピエ図書館から音声デイジー図書を利用するデモンストレーション) 会長: 先ほどのデモンストレーションを受けて、何かございますか?  委員、お願いします。 委員: 今回はAlexaでしたが、Google Homeでもサピエ図書館で読書できるのでしょうか? 事務局: Google Homeには対応していないと思います。このAlexaは、Alexa Skillという機能を通してサピエ図書館を操作していますので、GooGle Homeには対応がありません。 委員: 技術が進化すればするほど、それに多くの視覚障害者がついていけなくなる現状があるように思います。ですから、そうした技術を知らない視覚障害者に対して知らせていってほしいと思います。以上です。 会長: デジタル化した場でも、視覚障害のある方たちはまだまだ人に訊くなどのアナログでの対応でお願いしないといけないというような話を聞くので、なるべくそうならないようにと思いますが、セルフレジは、特にお年寄りなどはなかなか難しいものがあるように思います。まさにユニバーサルサービス、どんな人にも優しい社会づくりがなされていかないといけない、それが技術革新と呼べるものではないかなと思います。  点字図書館の皆さんのこれまでの経験も踏まえて、いろいろなことを考えて反映していっていただければと思いますのでよろしくお願いします。  ほかになければ、本日の協議会は終了とさせていただきます。ありがとうございました。